1軍の試合は観ても、海外のチームとの練習試合や2軍の試合を観る人は少ないかもしれませんが、それらの楽しみ方を説明します。
海外のチームとの練習試合を観てみたいと思う人は、フェニックス・リーグで行われる試合を観戦してみましょう。フェニックス・リーグとは毎年10月に宮崎県で開催されるプロ野球の教育リーグです。
2004年に開始されて以来、毎年開催されています。プロ野球のシーズンオフに開催されるため、若手選手が各チームの主体となることが多いのですが、クライマックスシリーズに参加するチームの主力選手が調整のために参加することもあります。
2006年以降は韓国のプロ野球チームが参加しており、2018年には斗山ベアーズ・ハンファイーグルス・サムスンライオンズの3チームが参加しています。
1軍の試合に出場していない若手や、普段見られない海外チームの選手のプレーを観るのが、フェニックス・リーグ観戦の楽しみ方です。開催期間中は毎日のように試合が行われますので、まとまった休みが取れる人は観戦を検討してみましょう。
プロ野球の2軍戦を観戦するのも楽しみ方の一つです。2軍戦がテレビ中継されることはほとんどありませんので、球場に出向いて観戦することになります。1軍の試合に出場していない期待の若手や2軍調整中のベテラン選手のプレーを間近で観られるのが醍醐味であり、楽しみ方です。
2軍戦で目を付けた若手が着実に成長していくのを感じられるのは喜びにもなります。2軍戦は1軍戦に比べてチケット料金が割安あるいは無料のため、気軽に観戦しやすいのが魅力です。
例えば、ヤクルトスワローズの1軍の本拠地である神宮球場のチケットを2019年に購入する場合、最も安い外野自由席でも最低1,400円です。
一方で、2軍の本拠地である戸田球場のチケット料金は、平日の試合なら最高で1,000円であり、無料席もあります。1軍戦はチケットが取れないことがありますが、2軍戦は観客数が比較的少なく確実に観戦できるのも魅力と言えます。