プロ野球の外国人選手は一時助っ人などと称されました。メジャーリーグから来日することが多く、助っ人としての期待度が高かったことから実際の活躍とのギャップがあるとファンが一喜一憂していることもあったようです。80年代や90年代初頭の助っ人として活躍した外国人選手は巨人のクロマティや阪神のバースがいます。
クロマティは風船ガムをふくらましたり、独特のクラウチングスタイルが特徴的でした。バースは髭が特徴的で、二年連続三冠王を取るなど実力でも阪神ファンから人気を得ていました。同じ髭では、大洋ホエールズのポンセも当時流行していたゲームのキャラクターに似ていることから大人から子供まで人気がありました。
パリーグでは近鉄で活躍したミスタースリーランの異名をとるブライアントなどが人気でした。90年代後半から現在では、ベイスターズの監督も務めているラミレスでしょう。ホームラン後のパフォーマンスは真似する者もいたほどでした。近鉄のローズもバッティングフォームが特徴的で、真似している人も見られました。西武や巨人で活躍したマルティネスもその体格からファンに人気がありました。その風貌から赤鬼と称されたもののファンから愛され、コマーシャルなどにもいくつか出演したヤクルトのホーナーも人気がありました。